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〒771-1262 徳島県板野郡藍住町笠木字中野171番地1

各種コンサート

いまや社会も地域も大きく変貌しつつあり、とりわけ少子高齢化と地方経済の衰退は地域社会そのものに深刻な問題点を投げかけていますが、四国四県とてその例外ではありません。当法人では、徳島、愛媛、香川の3県を中心に地域が抱えている課題や市民から寄せられたニーズに応えていくために、以下のようなコンサートを開催して、音楽文化の普及啓蒙を図ると同時に人と人との絆やつながりを深めて地元コミュニティの再生と地域の活性化をめざす取組みをしています。 


■エグチ・ワールド・カンパニーとくしま音旅ライブ2025 開催決定!!


■佐藤ひらりチャリティーコンサート御礼と報告

 謹啓 美しい秋景色が楽しめる季節となりました。皆様におかれましては益々のご健勝のこととお慶び申し上げます。
去る11月10日に開催した佐藤ひらりチャリティコンサートでは、ホテルサンシャイン徳島での開催となり収容人数が限りのある中で子どもから大人まで総数269名の方々が佐藤ひらりさんが奏でる美しい歌声とピアノ演奏に包まれ、全参加者が感動を共有するひとときを過ごすことができました。

まず最初にひらりさんの歌のコーナーを紹介しますと、ふるさと新潟県で観光特使をしているということで、ふるさとの花火大会で流れる「ジュピター」、そして10月に「BS新・日本のうた」の番組で歌った「愛燦燦」「恩返し~満面の笑顔~」を熱唱。参加者の中に、その放送を見た人は「やはり生演奏で聴くと迫力が違う!感動しました」と語っていました。「ほめられてのびる子行進曲」では会場全体が手拍子となり、「この歌を初めて聴いたけど、子どもをほめてあげないといけないなあ~と思いました」という感想もありました。
「アメイジング・グレイス」は、本田美奈子さんが歌った日本語バージョンを披露、そして、「トゥ―ランドットより 誰も寝てはならぬ」ではピアノをはなれ、アカペラで歌い「ユー・レイズ・ミー・アップ」と続きましたが、「ひらりさんの歌はどうしてこんなにも人の心を動かすのか。後ろで立って見ていましたが、涙を流している人が何人もいました」という感想もありました。佐藤ひらりさんの歌声とピアノの音色は、その一音一音に込められた情感がそのまま伝わり、ただ音楽を楽しむだけでなく、聴く人の心に勇気と希望を与えてくれます。その伸びやかで透明感のある歌声はまるで夜空に輝く星のように、私たちの心を照らしてくれました。

又ひらりさんや、お母様の絵美さんより昨年のコンサート後の活動や、イタリアバチカン市国でのコンサートの様子や、BSの歌番組に出演した放送内容、最近では18000名もの大会場の舞台に立つひらりさんの姿が映像と共に詳しい紹介があり、そのような大活躍中のひらりさんを嬉しく、誇らしく、次なる夢であるというスティービーワンダーとの共演が実現するよう願わずにはいられない想いになります。

各出演者とのコラボに関して、三味線奏者筒井茂広氏との「童神」(わらびがみ)の共演では、ひらりさんの歌声と三線(さんしん)の伝統的な音色が愛いっぱいに広がりました。ソロ演奏では、「津軽じょんがら節」の巧みなバチさばきに魅了され、風雪厳しい雪国の情景が思い浮かぶような音色が会場のすみずみにまでこだましていきました。又トランペット奏者林郁夫氏とのコラボでは、「この曲を是非一緒に演奏しよう!」と1年前のラジオ番組での約束していた楽曲「いい日旅立ち」を共演して、念願を果たしました。ソロ演奏では、映画音楽「ひまわり」を演奏。哀愁を帯びたトランペットの音色が心の奥深くにまで響き、映画のワンシーンを思い出してか涙を流した人もいました。

今回は5歳から小学生までの25名の子ども達が「歌いましょう!佐藤ひらりさんと共に」という一般公募に呼応して参加、かけがえのない体験をしました。子どもたちは、各自で課題曲である2曲、徳島が誇るアーテイストである米津玄師さんの歌でおなじみの「パプリカ」と、「ありがとうの花」の歌と振付を覚えて、全体で合わせるのは本番で!という約束を守って、素晴らしいパフォ―マンスを披露してくれました。「どきどきしたけど、たのしかった」「うたのうまいおねえさんといっしょにうたえてたのしかった」「またひらりさんとうたいたい」との感想を述べていました。そして、保護者の方も「貴重な体験をさせて頂きありがとうございました」「ひらりさんをこれからも応援したいです」「こどもの一生の宝物になりました」という感想がよせられました。

そして、昨年より子どもたちのイベントの際に恒例となっている地域の方からの応援メッセージでは、サンシャインホテル徳島料飲マネージャーの河野昭継氏が子どもたちに向けて「皆さんが持っている夢や目標はとても大切なものです。どんなに小さな夢でもそれを大切に育てていけばきっと素晴らしい未来が待っています」と呼びかけると「はい!」と小さい子どもが答えるシーンもあり、「いつでもホテルにいるから遊びに来てね」とのエールを贈り、子ども達の心をなごませていました。その一方で会場参加者に向けて「子どもは国の宝物でございます。家庭で学校で地域で子どもを育てていきましょう!」と呼びかけていました。

チャリティー支援先となるNPO法人クレエールの活動について原田昭仁氏が昨年のコンサートに引き続き紹介があり、子供食堂の運営について心熱く語っていました。参加者からのアンケートの中には、クレエールの活動についても記述していて「900人もの子供さんたちに喜んでもらっていることを知り凄い事だと思いました」とか、「これからも応援しています」などの感想があり、全く活動のことを知らなかったことを理解する機会にもつながったようです。

最後は「ふるさと」の曲を会場と、出演者が一体となって歌いました。
「ふるさと」の歌詞には、子どもの頃に遊んだ山や川、そして遠く離れた家族や友人への思いが込められていますので、いつの日か子どもたちが大きくなったときに、自分のルーツや大切な人々との絆を思い出し、ふるさとを大切に思ってほしいとの願いがこみ上げてきます。
私達はひらりさんが来訪した時にいつも「おかえりなさい!」と言ってお迎えしますが、舞台上で、その言葉を聞くことは嬉しいと言われたことが印象的でした。
 
今回の来訪が徳島の子どもたちにとってかけがえのない体験となったこと、また大人にとっても勇気と希望をいただいた温かいコンサートとなりましたことを心より感謝申し上げます。末筆になりましたが、事業所各位のご発展を心より祈念致します。

                                                    謹白
        
 
                   
     

     

     
 参加者から寄せられた募金総額は164,876円で、R6年11月28日に徳島城山ライオンズクラブ・NPO法人教育倫理プラザよりその浄財のすべてを子ども食堂クレエールに拠出いたしました。
「佐藤ひらりチャリティーコンサート」の開催にあたりまして、たくさんのご支援とご協力をいただきました御礼と共に、今後とも一層のご支援ご協力をお願い申し上げます。

                                       NPO法人教育倫理プラザ
                                  「佐藤ひらりチャリティーコンサート」実行委員会
 
  

エグチ・ワールド・カンパニーとくしま音旅ライブ 2024


子供からお年寄りまでが楽しめる多目的コンサートです。徳島県下に音楽ファンをたくさん作りだし音楽文化の裾野を広げたいと願って実施しています。和楽器、洋楽器、邦楽、洋楽のジャンルをこえた絶妙なコラボを演出し、徳島でしか聴くことのできない都会派的なライブを目指しています。

2024年3月10日 アスティとくしま にて開催しました。

【エグチ・ワールド・カンパニーとくしま音旅ライブ ~アスティとくしまde時空を超える音楽の旅路 あなただけの名曲との出会いをたずねて~】では、沢山の方々にご来場いただき、誠に有り難うございました。

皆様のおかげをもちまして、盛況のうちにライブを開催できましたことを心より御礼申し上げます。






 エグチ・ワールド・カンパニーとくしま音旅ライブの御礼とご報告
謹啓 アスティとくしま前の広場で蜂須賀桜が咲き誇る、去る令和6年3月10日(日)エグチ・ワールド・カンパニーとくしま音旅ライプが盛況裡に無事開催されましたことを、ここにご報告させて頂きます。今回のライプでは~「アスティとくしま de 時空を超える音楽の旅路」「あなただけの名曲との出会いをたずねて」~というテーマを掲げて、約1,300名の方々が"時間旅行"と"空間旅行"を堪能する至福のひと時をお楽しみ頂きました。

こどもからお年寄りまでが楽しめ、県下に音楽ファンの裾野を広げ、若手ミュージシャンの育成を図りながら音楽文化のヴァージョンアップを一と願って開催してまいりました音旅ライブも、今回で11回目を迎えることとなりましたが、これもひとえにご協賛下さる事業所各位のおかげ様と感謝申し上げます。

ライブそのものは第一部では「時間旅行」というテーマに沿つて、100年前に作曲され「ラプソディー・イン・ブルー」(ガーシュウィン)や唱歌「ペチカ」をはじめ過去に遡って、日本や海外の名曲を和楽器や洋楽器をコラボして、ライブのプロデュースを取り仕切った江口正祥氏の編曲のよろしきを得て、時間の経過と共に場内の盛り上がりは高まっていく一方でした。それに続く第二部では「空間旅行」と銘打って、日本を振り出しにアジアやヨーロツパ、アメリカと各地の名曲をたずねて、いつしか世界一周の旅路を楽しむというパフォーマンスを決めて拍手喝采となるシーンが何度もあり、今回のライプの完成度の高さを物語るものがありました。

ヨンサート終了後に回収したアンケートの中には、「アンコールで演泰したYMCAは観客と一体化して最高でした!」「みんなで歌ったYMCAが楽しかった」という記述が沢山あり、ステージと観客の皆さんが、一体となってYMCAと高らかに両手を上げてのパフォーマンスを試みたことで、大盛況の盛り上がりをみせました。

今回のライプでは演目の途中で千松小学校合唱部の皆さんを対象にしたセレモニーを実施しました。それは現代における日本の子どもたちが世界の子どもたちに比べて、あまりにも自尊感情が低いという実態を目の当たりにして、当法人としてこの現状を打破できないものかと思案した末に、昨年から当法人が主催するイベントの際に地元住民の方たちに、「地域の見守り隊」となって子どもたちの成長を支えていくネットワークづくりを目指して、各種イベントの際には地域の方より子どもたちに向けての、応援メッセージをおよせ頂くというセレモニーを実施してきました。

今回の音旅ライブでは、千松小学校の校区内にある株式会社モウブに勤務している志摩満美氏に「地域の見守り隊」として、千松小学校の子どもたちに心温まるメッセージを頂きました。「何かあったら、いつでも私のところにきてください!」という言葉をもらった子どもたちの心の中は、いかばかりだったでしょうか・・・。そして子どもたちのそばには、学校の諸先生方をはじめ、出演したミュージシャン達、そして何よりその状況を見守っている観客の方々の温かい眼差しが子どもたちにそそがれていました。

これからも若い人材を育成していくようなイベントづくりを目指して、よリー層努力研鑽を重ねて参りたいと存じますので、今後とも変わらぬ御支援・御協力の程、お願い申し上げます。最後になりましたが、皆々様の益々の御発展と御健勝を心より祈念申し上げます。                                                  敬白 
  ~参加者の方からよせられた感想の一部を紹介!!~!
・毎年楽しみに来ています。今年も心に沁みる楽曲、楽しいトーク、そして私は和楽器が好きなので尺八、三味線のコラボがうれしいです。
・初めての参加で、つまらなかったら帰ったらいいかと思ったけど、最後まで楽しかったです。
・いろんなジャンルの時代を超えた楽曲や、様々な楽器による音楽が良かったです。
・とても元気と活力をいただきました。今後も応援しています。
・小学生へのセレモニーが良かった!拍手
(地域の子供へのメッセージ・見守り隊として)
 
音旅ライブの開催にあたりまして、たくさんのご支援ご協力をいただいた御礼と共に、今後とも変わらぬご支援ご協力の程よろしくお願い申し上げます。
                                             NPO法人教育倫理プラザ
                                              音旅ライブ実行委員会
 


エグチ・ワールド・カンパニーとくしま音旅ライブ2018はこちらでご覧ください。

エグチ・ワールド・カンパニーとくしま音旅ライブ2017はこちらでご覧ください。





■オータムフェスティバル in ”白鳥” 和×洋コラボコンサートを終えて

去る11月3日(祝)(日)に白鳥神社にて開催した「和×洋コラボコンサート」は秋空の下、574名の観客が参集し、大盛況裡のうちに終了しました。
高校生ギタリストの馬場美夕さんから始まったコンサート、指さばきの巧みな技をくりひろげ「カノン・ロック」と「トトロック」でエレキギターの可能性をみせつけて感動ものでした。続いてテノール歌手の佐藤丈史氏が登場の楽しいトークと共に「千の風になって」や「イヨマンテの夜」などを披露、その心に届く歌声は観客の涙を誘うものとなりました。そして、津軽三味線奏者の筒井茂広氏。地面から沸き上がるような圧巻のバチさばきで「津軽じょんがら節」や「鼓動」を奏する音色が神社での雰囲気にぴったりマッチして大好評でした。又、和と洋の分野を越えた「島人ぬ宝」などのコラボに観客はすっかり魅了され「こんな演奏が神社で聞けるなんて意外だった」との感想を述べていました。最後は、三本松高校吹奏楽部のステージにおなじみの楽曲「笑点のテーマ」から始まる選曲がユニークでその場の空気をとらえ、観客の心をなごませる演奏スタイルは、境内全体をあたたかな雰囲気で包み込みました。
ライブの途中では地域の見守り隊を代表して、地元で塾を経営している細川尋史氏より「大人たちは子どもに寄り添うことが大切で、一方若者は悩みを抱え込まず、まわりの大人に相談してほしい」と大人と若者の役割について熱いメッセージをよせていました。これを受けて三本松高校の生徒たちも「これからは地域の支えがあることを胸に頑張って活動していきたい」と心新たにしていました。
「最高の文化の日でした。ありがとう」とか「秋の一日をこれからも楽しみにしています」などの大変嬉しい生の声をたくさん寄せてくれました。また来年も神社でお会いできることを楽しみにしています。


就活コンサート

 
当音楽会では、若者と企業とをつなぐ場作りをテーマに実施します。すなわち、あまり知名度は高くないものの素晴らしい将来ビジョンを持って業績を上げている中小企業と、自分なりの志を持って仕事をしたいと願っている若者を、コンサートという切り口で出会いの場を設けています。そしてそのねらいとするところは、まず第一に企業や経営者の仕事や事業にかける心意気や情熱、さらには人となりやこれまでの実績について紹介して、参加した若者が一人でも多く夢や志を共有してもらうにあります。そして第二は、開催地周辺の秘められたお宝スポットに光をあてて、地元に息づいている地域文化の魅力や素晴らしさを紹介することで、参加した人たち、とりわけ若い世代に地元で暮らすことの意義の深さや価値の高さについて啓蒙し、地域愛や郷土心を育てていくこと。さらにもう一点、コンサートというイベントを通して、地元音楽家に出演のチャンスを提供する場にしたいと考えています。それは同時に、コンサートに多くの人々が参加してもらうことで、音楽を楽しむ人やミュージシャンの活動を支援する人の輪が広がっていくことで、四国四県における音楽文化の裾野の拡大をめざしています。